コンクリート・モルタルのひび割れ注入工法 |
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基礎には、真上、真下、真横、斜め横などからさまざまな荷重がかかっており、コンクリートの強度不足や鉄筋不足などで、その荷重に堪えられず生ずるクラックや地盤沈下(不同沈下)によるクラックを、構造クラックといいます。
※コンクリートは硬化する際にわずかながら収縮し、ヘアークッラクが入る場合があり、
0.1ミリ以下のものなら放置しておいても構わない場合があります。 |
ひび割れの問題
基礎にひび割れが生じると、ひび割れ部から炭酸ガス(二酸化炭素)や水分が基礎内部に入り込み、鉄筋が錆びる可能性があり、鉄筋が錆びると膨張して基礎内部から壊される危険があります。
また、無筋コンクリートの場合 地震時にはひび割れ部分から基礎が破壊される恐れがあり、家屋構造の性能を発揮できない場合があります。
発生したひび割れのメカニズムを解明し、適切な処置を施すことにより、耐久性を高め、美観を良くし、第三者の安全を確保することが重要となります。
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自動式低圧樹脂注入工法
コンクリート・モルタルに発生したひび割れ内部に、エポキシ樹脂を低圧・低速で注入することにより、分断されたコンクリート・モルタルを一体化し、耐力を復元させるうえに、
雨水や炭酸ガスなどのコンクリート内部への侵入を防止し、コンクリート・モルタルの耐久性を向上させます。
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ひび割れ部の確認・マーキング

下地処理

座金の取付け・ひび割れ部シール

注入(シリンダー取付け)

硬化養生

シリンダー・座金・シール材撤去

仕上げ |

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